珍しい、赤い実をつけたイチゴの木もあり、小春日和の半日を句作に励みました。
句会での秀句佳句をいくつか紹介します。
みるかぎり冬麗の空少し雲 多鶴子
咲いてゐる花にうれしき小春かな 和子
川涸るるドッジボールの忘れもの 健嗣
団栗の土の湿りもポケットへ 小山田洋子
ホタルノキといふ樹のあり園は冬 啓永
錦木のことに下枝の紅葉かな 敏
朝寒や雫したたる水のみ場 檀
温室やウツボカズラの口を開け 冨佐子
尾のやうに長きサボテン冬ぬくし みちこ
紅葉降り鳥のこゑ降る木下径 壯夫
高だかと黄葉色濃き落羽松 勲
薄き日につぼみの緩む姫椿 京治
音立てて落葉に沈むスニーカー あやの
小春日やほうと見上ぐるイチゴの木 師岡洋子
日のあたる河原へひよいと冬の鳥 照美
水涸れて昆陽川ただの小流れに 登




