2022年05月24日

最近の主宰句より

主宰 近作より


改札を出てすぐの浜風光る
海苔船の波を平らに接岸す
丸洗ひされ海苔船のまた出航
海市より戻り来し漁夫船洗ふ
沖霞む神話の島へ船の影
淡路島裾は靄とも霞とも



posted by 鳰の子俳句会 at 09:39| Comment(0) | TrackBack(0) | お知らせ | 更新情報をチェックする

2022年03月19日

最近の主宰句より

主宰 近作より 12句


水の秋御陵は人を遠ざけて 
記紀の世の恋や戦や葛の花 
解夏の僧翅あるやうにすれ違ふ 
手ぬぐひのへなへなとあり夜なべ終ふ 
雨だれの音か砧を打つ音か 
自販機の明かりぽつんと山眠る 
角砂糖ゆつくり溶けて雪しんしん 
年の市一角すべて琵琶湖産 
見おぼえの人がベンチに梅二月 
春ショール纏へばどこか逢瀬めく 
木の芽吹く山の奥より風の音 
風にさとき芽吹きはじめの雪柳



ラベル:俳句
posted by 鳰の子俳句会 at 19:27| Comment(0) | 主宰句紹介 | 更新情報をチェックする